日枝神社の秋の祭礼
11月13日
牛久市上柏田 日枝神社(11月中旬の日曜日)
市史民俗には、当日は甘酒をつくって振る舞い、神事のあとにトウワタシ(当渡し)を行うとある。市史民俗調査報告書Ⅲによれば、祭礼の運営の中心となるトウケ(当家)を次の家に渡すトウワタシが秋の祭礼の中心となる。日枝神社の場合、その年の神社に関する当番の家をトウケ、前年のトウケをシタドウ(下当)、翌年のトウケをウワドウ(受け当)と呼んだ。時系列は不明だが、この日は注連縄をなって神木にまきつけ、甘酒を振る舞い、神事とトウワタシを行う。