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祇園祭り

7月28日 ~ 7月29日

牛久市下根 五十瀬神社

下根の祇園祭りは五十瀬神社の祭りであり、古くから住んでいる家々によってヤド(宿)が交代で運営されている。祭礼期間中、神輿をおさめるオカリヤ(御仮屋)での監視活動は行政区の消防団の仕事になっている。団員はオカリヤに詰めて徹夜で神輿の監視をする。下根の神社祭礼については市史民俗調査報告書Ⅲに詳しく記されている。祭礼は二日間だが、27日に準備(注連縄作り、神社と神輿の清掃、旗立て、神輿の御仮屋建てなど)、30日に後片付けを行っている。下根にはそれぞれ10軒前後で構成された祭礼の班が5つあり、このうち1つの班がトウバン(当番)となる。祭礼はトウバンの班が中心となって運営され、この班の中からその年のヤドとなる家(トウヤ(当屋))を決める。トワタシ((当渡し)当屋の引継ぎ)は29日に行う。この祭りは、神輿が出御して村内を渡御する形式で、下根の祭礼の中でも中心的位置を占めている。五十瀬神社は天王様、大神宮様などとも呼ばれており、松本家の氏神でもある。